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J-GLOBAL ID：201002254139149321   整理番号：10A1375654

同位体重複の補正を含めた親水性相互作用LC-MS/MSによるカルジオリピン,ビス(モノアシルグリセロ)ホスファート及びそれらの前駆体類の同時定量

Simultaneous Quantification of Cardiolipin, Bis(monoacylglycero)phosphate and their Precursors by Hydrophilic Interaction LC-MS/MS Including Correction of Isotopic Overlap

著者 (3件)： SCHERER Max (Univ. Regensburg, DEU) ,  SCHMITZ Gerd (Univ. Regensburg, DEU) ,  LIEBISCH Gerhard (Univ. Regensburg, DEU)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 82  号： 21  ページ： 8794-8799  発行年： 2010年11月01日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エレクトロスプレイイオン化タンデム質量分析に直結した親水性相互作用液体クロマトグラフィー(HILIC-MS/MS)によるビス(モノアシルグリセロ)ホスファート(BMP),カルジオリピン(CL),ホスファチジルグリセロール(PG)及びホスファチジン酸(PA)の迅速な同時定量法を開発した。HILICでは正確な定量に必要な脂質化学種及び内部標準の共溶出を伴った。共溶出は脂質化学種の同位体重複をもたらしたが,2種類の同位体重複〈前駆体及び生成物の重複〉は実験的に満足な補正を可能にした。マウスの心臓組織及びヒト皮膚の初代線維芽細胞のホモジネート試料における脂質分析に本法を応用した。ブタノールによる脂質類の抽出率は60~80%であった。脂質の検出限界は1.5(PA)~119fmol(BMP)であり,バイオマーカー研究に十分な感度及び再現性が得られた。

シソーラス用語： 液体クロマトグラフィー ,  *LC-MS分析 ,  タンデム質量分析 ,  *カルジオリピン ,  *ホスファチジルグリセリン ,  *ホスファチジン酸 ,  エレクトロスプレイイオン化質量分析 ,  内部標準法 ,  マウス ,  心臓 ,  線維芽細胞 ,  ヒト ,  *グリセロリン脂質 ,  同時定量 ,  検出限界 ,  溶媒抽出
準シソーラス用語： *LC-MS/MS分析 ,  *ビス(モノアシルグリセロ)ホスファート ,  親水性相互作用液体クロマトグラフィー ,  皮膚線維芽細胞

分類 (2件)： 有機化合物の各種分析  (CC08034J) ,  脂質一般  (EB05010B)

タイトルに関連する用語 (8件)： 同位体 ,  親水性相互作用 ,  LC-MS ,  カルジオリピン ,  ビス ,  ホスファート ,  前駆体 ,  同時定量