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J-GLOBAL ID:201002254151465557   整理番号:10A0451198

尿中のリン酸ジアルキル類のガスクロマトグラフィー-質量分析を利用するルーチン定量のための改訂法

Revised method for routine determination of urinary dialkyl phosphates using gas chromatography-mass spectrometry
著者 (10件):
資料名:
巻: 878  号: 17-18  ページ: 1257-1263  発行年: 2010年05月15日 
JST資料番号: W0571A  ISSN: 1570-0232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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尿中の有機リン系農薬(OP)の代謝物の中で高感度のバイオマーカーとしてジアルキルリン酸(DAPs)が頻繁に非業務上,及び業務上(OP)曝露のリスク評価で測定されている。筆者らの従来の方法では,5mLの尿試料から単純な液-液抽出(ジエチルエーテル/アセトニトリル),誘導体化(ペンタフルオロベンジルブロミド,PFBBr),クリーンアップ(多層カラム),及びガスクロマトグラフィー-質量分析(GC-MS)からなる方法を利用した。本研究では,尿中のDAPsのために改訂した分析法を導入した。その主な改訂で前誘導体化脱水法の改良を目指した。ヒトの尿試料2.5mL中の検出限界は,リン酸ジメチル(DMP)の場合,約0.15μg/L,リン酸ジエチル(DEP)の場合,0.07μg/L,及びチオリン酸ジメチル(DMTP)とチオリン酸ジエチル(DETP)の場合,0.05μg/Lであった。DAPのレベルでの分析ラン内精度(相対標準偏差の%,%RSD)は,0.5-50μg/Lの範囲で変動し,DMPの場合,6.0-19.1%,DEPの場合,3.6-18.3%,DMTPの場合,8.0-25.6%,及びDETPの場合,9.6-27.8%であった。分析ラン間精度は,5μg/LですべてのDAPsの場合で15.7%以下であった。本改訂法は,業務上OP曝露に対してだけでなく母集団での環境上のバックグランドレベルに対しても実行可能なルーチンの生物学的モニタリングであることが分かった。筆者らの従来法と比べて,本改訂法は,より高度の感度と精度のための前誘導体化脱水の重要性を強調する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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有機化合物の各種分析  ,  害虫に対する農薬  ,  有機りん化合物 
物質索引 (4件):
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引用文献 (28件):
  • BARDIN, P. G. Arch. Intern. Med. 1994, 154, 1433
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