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J-GLOBAL ID:201002254166313494   整理番号:10A0626049

NRT1.1による硝酸調節オーキシン輸送は植物における栄養素センシングの機構を明確にする

Nitrate-Regulated Auxin Transport by NRT1.1 Defines a Mechanism for Nutrient Sensing in Plants
著者 (14件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 927-937  発行年: 2010年06月15日 
JST資料番号: W1692A  ISSN: 1534-5807  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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硝酸は高等植物の窒素源であり,その発生を調節するシグナル分子でもある。Arabidopsisでは,NRT1.1硝酸輸送体は根の成長を支配する硝酸シグナリングに不可欠であり,硝酸センサーとして作用することが提唱されてきた。しかしセンシング機構は知られていない。ここでは,NRT1.1が硝酸を輸送するのみならず,植物ホルモンオーキシンの取り込みも促進することを示す。さらに,硝酸はNRT1.1依存性オーキシンの取り込みを阻害することから,NRT1.1による硝酸シグナルの伝達はオーキシン輸送の変化と関連することが示唆される。他の結果の中でも,オーキシンは側根発生を刺激する。NRT1.1の突然変異は側根におけるオーキシンの蓄積と,高濃度ではなく低濃度での硝酸の側根成長の双方を高める。したがって著者らは,NRT1.1がこれらの側根からの求基性オーキシン輸送を促進することで,低い硝酸利用能での側根成長を抑制することを提唱する。これは,器官発生時の栄養素とホルモンシグナリングを結びつける機構を明確にする。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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植物栄養  ,  生物学的機能 

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