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J-GLOBAL ID:201002254185995415   整理番号:10A0518107

マクロファージにおいて転写因子XBP1のTLRによる活性化は先天性免疫応答を調節する

TLR activation of the transcription factor XBP1 regulates innate immune responses in macrophages
著者 (6件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: 411-418  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: W1330A  ISSN: 1529-2908  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Toll様受容体(TLR)などの病原体センサーは微生物を検出し,特異的な傷害に対する適応性応答を統合する転写プログラムを活性化することが知られている。本研究では,マクロファージにおけるTLRの正の調節因子としてのERストレス経路のXBP1の機能について検討した。TLR4およびTLR2は小胞体(ER)ストレスセンサーキナーゼIRE1αおよびその下流ターゲットである転写因子XBP1を特異的に活性化することが分かった。XBP1のERストレスターゲット遺伝子はTLRシグナル伝達により誘導されなかったが,炎症促進性サイトカインの最適で持続的な産生にはTLRで活性化されたXBP1が必要であった。ERストレスによるIRE1αの活性化はサイトカイン産生に対してTLR活性化と協同的に作用し,XBP1が欠損すると細胞内の病原体野兎病菌が感染したマウスの細菌数が増加した。以上より,哺乳類の宿主防御におけるXBP1の重要な機能が明らかになった。
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分類 (1件):
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生体防御と免疫系一般 

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