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J-GLOBAL ID:201002254204262009   整理番号:10A0352704

放牧地における危機管理の在り方 放牧地でのさまざまな危機から乳牛を守ろう

著者 (1件):
資料名:
巻: 63  号:ページ: 12-14  発行年: 2010年04月01日 
JST資料番号: L0363A  ISSN: 0916-3360  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本稿では,放牧中の乳牛に起こりやすい問題を分類し,その対策について述べた。放牧中の問題は,大きく分けて施設などによる問題,衛生管理による問題,放牧地管理による問題,飼育管理による問題の4つに分けた。施設などによる問題としては,牧柵,牧区内の異物,墜落・転倒,交通事故,毒草や異物の摂取,暑熱,飲水場,泥ねい,乾乳牛や体調不良牛の放牧,鳥獣害,放牧転換時のトラブルについて述べた。衛生管理による問題としては,吸血昆虫・寄生虫類,蹄の管理,下痢,鼓脹症,エンドファイト,乳房炎,発情の見逃しについて述べた。放牧地管理による問題としては放牧草を食べない事例が多く,草地面積と放牧頭数のバランス,放牧地の植生,補助飼料給与量とタイミング,土壌と堆肥,硝酸態窒素とミネラルバランス,雑草などのチェックの必要があることを述べた。さらに,飼育管理による問題としては,乾物摂取量の不足,放牧草栄養価の変動と偏り,ルーメン発酵の乱れ,乳成分低下,育成などについて述べ,各問題に対する対策を明らかにした。放牧飼養は万能でなく,舎飼いと比べて生産性にかかわる要因が複雑である。解決すべき事項には,優先順位を付けて長期的な視野に立って柔軟に対処することが望ましいことを指摘した。
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分類 (2件):
分類
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牛  ,  飼料作物,草地 
タイトルに関連する用語 (3件):
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