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J-GLOBAL ID：201002254217337814   整理番号：10A0325743

バイオディーゼル燃料予混合圧縮着火エンジンの燃焼と放出の特性に関する数値的研究

Numerical Study on Combustion and Emission Characteristics of Homogeneous Charge Compression Ignition Engines Fueled with Biodiesel

著者 (2件)： UM Sukkee (Hanyang Univ., Seoul, KOR) ,  PARK Sung Wook (Hanyang Univ., Seoul, KOR)
資料名： Energy & Fuels  (Energy & Fuels)
巻： 24  号： Jan/Feb  ページ： 916-927  発行年： 2010年01月 
JST資料番号： E0805B  ISSN： 0887-0624  CODEN： ENFUEM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バイオディーゼルは長鎖脂肪酸のモノーアルキルエステルで構成される多成分燃料であり,物理的性質の違いは燃料スプレーの噴霧特性の違いをもたらしている。本研究の目的は,Chemkin化学ソルバーと結合したKIVAコードを用いて,予混合圧縮着火(HCCI)エンジンの燃焼と排出の特性を調査することである。着火と燃焼プロセスをシミュレーションするために,n-ヘプタンメカニズムと結びついた酪酸メチルの酸化メカニズムが使用された。燃焼と排出に対するバイオディーゼルの混合比率(0%(D100)~100%(BD100))の効果が調査され,次の結論が導きだされた;(1)バイオディーゼルの混合比率が増加すると,着火時期が前倒しになる。バイオディーゼルの高いセタン価が,短い着火遅れに強く影響する。(2)バイオディーゼルの混合は,その低い熱量のためIMEPを劣化させる。(3)1.4当量比において,D100と比較してBD100は,より多い煤排出が観測される。(4)COとNO_xの排出マップは,バイオディーゼルと従来ディーゼルでほとんど変わらない。COが局所の低い当量比のため減少し,NO_xは短い着火遅れのため増加すると考えられる。

シソーラス用語： 比率 ,  自己着火 ,  *圧縮点火機関 ,  ディーゼル燃料 ,  応用プログラム ,  酸化窒素 ,  一酸化炭素 ,  セタン価 ,  *混合比 ,  *着火遅れ ,  脂肪酸 ,  カルボン酸エステル ,  *バイオディーゼル燃料
準シソーラス用語： 当量比 ,  *予混合圧縮着火 ,  圧縮着火エンジン ,  *バイオディーゼル ,  ソルバ

分類 (1件)： 圧縮点火機関  (PB02030N)

物質索引 (1件)： 酪酸メチル

タイトルに関連する用語 (6件)： バイオディーゼル燃料 ,  予混合圧縮着火エンジン ,  燃焼 ,  放出 ,  数値 ,  研究