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J-GLOBAL ID:201002254252787261   整理番号:10A1093601

C型肝炎ウイルス由来のp7蛋白質のNMRでの構造およびチャンネル活性

NMR Structure and Ion Channel Activity of the p7 Protein from Hepatitis C Virus
著者 (14件):
資料名:
巻: 285  号: 41  ページ: 31446-31461  発行年: 2010年10月08日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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C型肝炎ウイルス(HCV)由来のp7蛋白質はオリゴマ化しイオンチャンネルとして感染に必要とされるので,この構造と機能を検討することにした。HCV-J(遺伝子型1b)のp7を化学合成し,平面脂質二分子層に埋め込むとカチオンに特異的なチャンネルになった。このチャンネル活性はアマンタジンでなくヘキサメチレンアミロリドで阻害された。CD解析によれば,膜類似体の組成に関わらずp7はαヘリックスを多く含んでいた。トリフルオロエタノール/水混合物中でp7の単量体の二次構造要素をNMRで決定し,モデル膜での分子動態シミュレーションと組合せると,リン脂質二分子層でのp7の単量体構造が予想できた。その構造は今まで考えられていたものと異なり,N末αヘリックスと膜貫通領域(TM)1がターン構造で接続され,TM1とTM2の間には二塩基性モチーフ含有の長い細胞質側ループが存在した。この構造に基づいて,オリゴマ化してできるイオンチャンネルの構造のモデルを提案した。
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分類 (3件):
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ウイルスの生化学  ,  細胞構成体一般  ,  分子構造 
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