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J-GLOBAL ID：201002254273110725   整理番号：10A0905332

高銅合金製接触試料に対するフレッチングコロージョン現象による伝導劣化

Conduction degradation by fretting corrosion phenomena for contact samples made of high-copper alloys

著者 (1件)： BELOUFA Amine (PRISME Inst., EA 4229, Univ. of Orleans, Polytech’Orleans, 8 rue Leonard de Vinci, 45072 Orleans, FRA)
資料名： Tribology International  (Tribology International)
巻： 43  号： 11  ページ： 2110-2119  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： E0409B  ISSN： 0301-679X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： コロージョンによる電気接触抵抗劣化の主原因は接触界面の振動である。本論文の目的は新しい高銅合金製非被覆球/平面接触に対する振動試験によって接触抵抗の変化を解析することである。材料の電気的・機械的特性,主として硬度が接触抵抗に及ぼす影響をここで研究した。フレッチング試験において接触点は,フレッチング振幅50μmと周波数1Hzで16,000振動サイクルを受ける。球部品を固定して平面部品に相対運動をさせた。試験終了時にフレッチング面と摩耗粉を走査電子顕微鏡とエネルギー分散X線分析により分析して,摩耗面の損傷,酸化および組成を評価した。さらに三次元表面走査システムを用いて摩耗軌跡のプロフィルを測定した。フレッチング試験中の接触抵抗と接触温度の上昇を調べた。その結果,より硬い合金に対する接触抵抗は,他の材料に対して得られるものより高いことを示した。さらにトポグラフィー測定の結果は小さな摩耗痕がより硬い材料に対応していることを示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 面 ,  腐食 ,  振動試験 ,  *銅合金 ,  硬度 ,  フレッチング疲れ ,  振動振幅 ,  走査電子顕微鏡 ,  エネルギー分散X線分光分析 ,  *表面 ,  トポグラフィー【形態】 ,  痕跡 ,  *接触抵抗 ,  摩耗粉
準シソーラス用語： コロージョン ,  接触面 ,  摩耗痕 ,  *摩耗面

分類 (2件)： 界面の電気的性質一般  (BM03081H) ,  潤滑一般  (QB02010S)

タイトルに関連する用語 (5件)： 銅合金製 ,  試料 ,  フレッチングコロージョン ,  現象 ,  伝導