文献

J-GLOBAL ID：201002254301249092   整理番号：10A0389761

Sm³⁺ドーピングホウ酸ナトリウムとフルオロホウ酸ナトリウムガラスの組成依存構造と光学特性

Composition dependent structural and optical properties of Sm³⁺-doped sodium borate and sodium fluoroborate glasses

著者 (4件)： SHANMUGA SUNDARI S. (Dep. of Physics, Gandhigram Rural Univ., Gandhigram 624 302, IND) ,  MARIMUTHU K. (Dep. of Physics, Gandhigram Rural Univ., Gandhigram 624 302, IND) ,  SIVRAMAN M. (Dep. of Physics, Gandhigram Rural Univ., Gandhigram 624 302, IND) ,  BABU S. Surendra (Laser Instrumentation Design Centre, Instruments Res. and Dev. Establishment, Raipur Road, Dehradun 248 008, IND)
資料名： Journal of Luminescence  (Journal of Luminescence)
巻： 130  号： 7  ページ： 1313-1319  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： D0731A  ISSN： 0022-2313  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 三価のサマリウム(Sm³⁺)をドーピングしたホウ酸ナトリウムとフルオロホウ酸ナトリウムガラスを作製して,その詳細な分光分析を行った。FTIRスペクトルは,ガラスがBO₃,BO₄,非架橋酸素,強いOH^-結合を含んでいることを明らかにした。光吸収スペクトルから,Judd-Ofelt強度パラメータ(Ω_λ,λ=2,4,6)を評価して,ホウ酸ナトリウムとフルオロホウ酸ナトリウムガラス中のSm³⁺イオンの励起準位について放射遷移確率(A),誘導放出断面積(σPE),および分岐比(β_R)などの放射特性を予測するために用いた。組成変化によるSm³⁺イオンの分光特性の依存性を調べて,報告した。値は,ガラス中のナトリウム含有量の減少によって減少することが分かった。⁴G_5/2準位からの減衰は,Sm³⁺イオン間の相互緩和を示す非指数関数であることが分かった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： サマリウム ,  ドーピング ,  *ナトリウム化合物 ,  *ホウ酸塩 ,  *構造特性 ,  *光学的性質 ,  フルオロホウ酸塩 ,  *ホウ酸塩ガラス ,  Fourier変換赤外分光分析 ,  赤外吸収スペクトル ,  光吸収スペクトル ,  パラメータ ,  励起 ,  遷移確率 ,  誘導放出 ,  断面積 ,  分岐比 ,  放射特性 ,  化学組成 ,  含有量 ,  ナトリウム ,  減衰 ,  緩和現象
準シソーラス用語： FTIRスペクトル ,  Judd-Ofeltパラメータ ,  *ホウ酸ナトリウム ,  組成依存性

分類 (3件)： ガラスの性質・分析・試験  (YC02030Z) ,  光物性一般  (BM08010A) ,  非晶質の構造一般  (BK04010S)

タイトルに関連する用語 (7件)： ドーピング ,  ホウ酸ナトリウム ,  フルオロホウ酸 ,  ナトリウム ,  ガラス ,  組成 ,  光学特性