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J-GLOBAL ID：201002254319661667   整理番号：10A1615578

多点間通信に対するMIMO中継の最適化:非ロバスト設計とロバスト設計

Optimization of MIMO Relays for Multipoint-to-Multipoint Communications: Nonrobust and Robust Designs

著者 (2件)： CHALISE Batu Krishna (Univ. Catholique de Louvain, BEL) ,  VANDENDORPE Luc (Univ. Catholique de Louvain, Louvain la Neuve, BEL)
資料名： IEEE Transactions on Signal Processing  (IEEE Transactions on Signal Processing)
巻： 58  号： 12  ページ： 6355-6368  発行年： 2010年12月 
JST資料番号： C0228A  ISSN： 1053-587X  CODEN： ITPRED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2点間通信における多重AF(増幅送信)MIMO中継に対する最適中継処理ではMSEを最小化しQoS要求を満たすような設計が行われたが,MIMO中継ではチャネル推定を要するので膨大な量となる。本稿では無線ネットワークにおける多重MIMO中継による多点間通信を扱った。情報源-中継器,中継器-宛先間のチャネルの2次統計は完全に既知であるとして,MIMO中継の設計において2つの方法を検討した。その一つは各宛先でSINRを保ちながら中継電力の和を最小化すること(QoS法)であり,他は各中継の電力を保ちながら宛先のSINRを最小化すること(ミニマックス法)であった。提案設計はチャネルの共分散情報に基づくが,中継-宛先間の共分散行列の不確定さを考慮してQoS法とミニマックス法のロバスト版を与えた。シミュレーションによりチャネル共分散情報が完全でないときにロバスト版が必要であることを実証した。

シソーラス用語： 通信方式 ,  *中継回線 ,  *最適化 ,  設計 ,  情報源 ,  中継装置 ,  比率 ,  ミニマックス法 ,  行列 ,  QOS【通信】 ,  *無線伝送
準シソーラス用語： *MIMO ,  SINR ,  *ロバスト設計 ,  共分散行列 ,  中継器

分類 (1件)： 無線通信一般  (ND08010L)

タイトルに関連する用語 (3件)： MIMO中継 ,  最適化 ,  ロバスト設計