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J-GLOBAL ID:201002254322139173   整理番号:10A0860851

ドクグモ種および代替餌:摂食行動および生物的防除に対する意味

Lycosid spiders and alternative food: Feeding behavior and implications for biological control
著者 (2件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 20-26  発行年: 2010年10月 
JST資料番号: W0345A  ISSN: 1049-9644  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ジェネラリストである節足動物捕食者が代替餌の自然個体群を食する程度およびその餌のアベイラビリティが害虫の生物的防除に如何に影響するかはよく知られていない。食物網における節足動物の捕食の直接評価は方法論的挑戦である。今回,トビムシ自然個体群に対するドクグモによる捕食を追跡するために,DNA技術を初めて用いた。捕食者は,スウェーデン中部の有機農法が行われている穀物畑および牧草地で採集した。平行して,トビムシおよび他の代替餌のアベイラビリティを観察した。集めたクモ類(n=469)は,群特異的トビムシPCRプライマーを用いて分析した。穀物畑で集めたクモ類は前もってアブラムシ消費でスクリーニングし,代替餌アベイラビリティのデータを組み合わせて,代替餌の存在がアブラムシ捕食に影響するかどうかを調べた。Pardosaの20%はトビムシを食することが分かった。トビムシを食するクモ類の比率は生息場所間で違いがなく,牧草地で19%,穀物畑で22%であった。トビムシ消費はトビムシ豊度と関連がなかった。トビムシは重要な代替餌源であることがわかった。トビムシの存在はクモ類個体群維持に貢献し,間接的に共存する害虫に対する捕食圧を高めると考えられた。しかしながら,代替餌が多すぎるとアブラムシ捕食に影響するかもしれないこともわかった。クモ類の摂食行動の変化は,トビムシ消費の増加よりもその根底にあるメカニズムにあることが示唆された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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昆虫・ダニによる植物被害  ,  生物的防除 
タイトルに関連する用語 (5件):
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