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J-GLOBAL ID：201002254355505523   整理番号：10A0176899

セレン 酸素還元反応用卑金属カソード触媒

Selenium: A Nonprecious Metal Cathode Catalyst for Oxygen Reduction

著者 (2件)： KURAK Kiera A. (Case Western Reserve Univ., Ohio, USA) ,  ANDERSON Alfred B. (Case Western Reserve Univ., Ohio, USA)
資料名： Journal of the Electrochemical Society  (Journal of the Electrochemical Society)
巻： 157  号： 1  ページ： B173-B179  発行年： 2010年 
JST資料番号： C0285A  ISSN： 1945-7111  CODEN： JESOAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 酸性溶液中で安定で-0.2~+0.75Vの二重層域を持つ三方晶系セレンナノチューブバンドルは酸素還元用電極として白金に匹敵すると思われる。そこでこの物質上での酸素還元反応の機構を理論的に予測すると,電位とエネルギー的に触媒に適する。反応物と生成物がいずれも吸着している系のGibbs自由エネルギーと吸着エネルギーを用いて,中間体O,H,OH,OOH,OHO等のSeとの結合を計算した。LANL2DZ,VASP等の基底関数系によるB3LYP,PW91,PBE等の混成汎関数による密度汎関数法で酸素の水への四電子還元過程の一電子還元素反応列の可逆電位を求めた。約0.8Vで起きる吸着したOHの水への還元の過電圧が一番高い。総体反応挙動は白金と同様で,酸素カソード電極触媒の可能性がある。

シソーラス用語： *セレン ,  *ナノチューブ ,  *円管群 ,  *ナノ構造 ,  *還元 ,  *電極触媒 ,  *カソード ,  酸素 ,  水素 ,  ペルオキシド ,  ラジカル ,  反応中間体 ,  反応生成物 ,  原料 ,  *密度汎関数法 ,  *予測 ,  Gibbs自由エネルギー ,  吸着エネルギー ,  可逆反応 ,  化学ポテンシャル ,  電極電位 ,  過電圧 ,  基底関数系 ,  汎関数 ,  反応機構 ,  一電子還元 ,  *性能評価 ,  *金属元素 ,  ヒドロキシ基
準シソーラス用語： ヒドロキシル基 ,  *チューブバンドル ,  *ナノバンドル ,  ヒドロペルオキシド ,  *酸素還元反応 ,  *性能予測 ,  電気化学ポテンシャル ,  *卑金属

分類 (2件)： 電極電位,起電力  (CB07020Y) ,  無機化合物一般及び元素  (CD01010D)

タイトルに関連する用語 (5件)： セレン ,  酸素還元反応 ,  卑金属 ,  カソード ,  触媒