抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2010年に海水の酸性化その他地球環境関連のデータを採取する目的でMIRAのM.Hartley氏等3名が冬の北極圏を探検旅行した。気温はー45°C以下に達し寒さとの戦いが最大の課題であった。ー45°C以下に長時間居住すると人間は精神状態が異常になり手指に凍傷を生じて測定器類の操作ができなくなる。-40°C以下では多くの電子機器の動作が遅くなる。持参したNikonD3Xカメラは常温では1500場面を撮影できるがー40°Cでは50場面しか撮影できない。-25°C以下ではカメラの液晶画面が使えなくなる。最大の問題は電力の確保でバッテリは常時-10°C以上に温めておく必要があった。探検隊員はバッテリを脚の前と後に保持して向い風と追い風時の歩行に備えた。装備はドイツで製作したものを低温試験室で検査した。