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J-GLOBAL ID:201002254431275885   整理番号:10A1063659

医療利用のためのグラフト化延伸ポリ(テトラフルオロエチレン)の包括的キャラクタリゼーション

Comprehensive Characterization of Grafted Expanded Poly(tetrafluoroethylene) for Medical Applications
著者 (6件):
資料名:
巻: 26  号: 19  ページ: 15409-15417  発行年: 2010年10月05日 
JST資料番号: A0231B  ISSN: 0743-7463  CODEN: LANGD5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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医用材料の生体適合性は,その物質のバルク特性に加えて表面特性に依存する。そこで,多孔性を持つ完全フッ素化した延伸ポリテトラフルオロエチレン(ePTFE)を生体適合表面とするために,リン酸化合物による表面グラフト化と表面のキャラクタリゼーションを検討した。修飾は,種々の溶媒中でのリン酸モノアクリルオキシエチルおよびリン酸メタクリルオキシエチルのγ線グラフト共重合により行った。生態適合性にはグラフトの浸透深さが重要である。そこで角度依存X線光電子分光および磁気共鳴画像を用いて,グラフト共重合体のePTFE膜バルクへの浸透深さを調べた。また横方向分布はミクロ減衰全反射フーリエ変換赤外(μ-ATR-FTIR)マッピングと飛行時間二次イオン質量分析(ToF-SIMS)イメージングを組合せて評価した。その結果,多孔性基板へのグラフト共重合体の浸透深さは,単量体の種類/単量体濃度/溶媒および調製法に依存することが分かった。Tof-SIMS画像からは,グラフトは膜のフィブリル領域に優先的に起こることが示された。ePTFE基板のミクロメータレベルでの不均一性のため,予想されるよりも不均一なグラフト分布を示した。これらは,生体適合性にはグラフト共重合体の浸透深さとともに横方向分布の両方の制御が重要であることを示している。これらの結果は,医用インプラント物質の開発に有用と考えられる。
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分類 (2件):
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共重合  ,  医用素材 
物質索引 (4件):
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