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J-GLOBAL ID:201002254508645559   整理番号:10A0761395

定常状態モデリング法を用いた精糖所蒸発器に関する熱力学的シミュレーションと評価

Thermodynamic simulation and evaluation of sugar refinery evaporators using a steady state modelling approach
著者 (4件):
資料名:
巻: 30  号: 14-15  ページ: 2180-2186  発行年: 2010年10月 
JST資料番号: E0667B  ISSN: 1359-4311  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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精糖所では糖汁をシロップにできるだけ迅速に濃縮する目的で,糖汁を蒸発により濃縮する。水の蒸発熱が相対的に高いため,蒸発プロセスは高エネルギー集約形であり,そこで精糖所での蒸気の経済的使用が重要となる。本報ではモーリシャスの2精糖所の蒸発部に関するシミュレーションモデルの開発について報告した。第一の目的はこのシミュレーションモデルを用いて蒸発器に関するエネルギー収支を求め,精糖所での蒸気利用の経済性を評価することである。第二の目的は熱力学(動力学でなく)をベースとする基本的定常状態モデルで,運転する2精糖所での物質とエネルギーのフローをどこまで予測できるか検討し,これにより本モデリングフレームワークの適用性を評価することである。シミュレーションモデルはプラントDCSシステムによるデータに加えて歴史的データを用いて検証した。シミュレーション結果については,一精糖所の蒸発器の一つを除いて,測定値と概して相関が良くとれることを示した。相違の理由についてはいくつか提案をした。結局,両精糖所とも蒸気と装置利用に関して極めて効率的であること,および本形態内でエネルギー最適化の余地はそれほどなく,追加精糖での予備の蒸気容量についてもないことを明らかにした。また熱力学的モデルを用いた定常状態プロセスシミュレーションにより,作動する精糖所に関する非常に有効な表現ができることを示した。さらに本モデルを”ベンチマーク”として利用でき,運転およびこれにより個々の装置前後に加えてその全体としての性能を評価し,精糖所での精糖性能について,グローバルに加えて全国的に評価できることを示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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化学プロセスの解析  ,  砂糖 

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