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J-GLOBAL ID:201002254656768031   整理番号:10A0676873

粘弾性繊維の溶融紡糸における熱不安定性

Thermal instabilities in melt spinning of viscoelastic fibers
著者 (2件):
資料名:
巻: 165  号: 15-16  ページ: 879-891  発行年: 2010年08月 
JST資料番号: B0636B  ISSN: 0377-0257  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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温度に関してステップ状様式で粘度が変化する粘弾性繊維の非等温溶融紡糸を本研究で検討した。細長ジェット近似に基づく一組の一次元方程式と上対流Maxwellモデルを用いて,溶融紡糸プロセスを記述した。このプロセスを,繊維の引張に要する力,外部加熱の強さ,および引張比,紡糸口金での繊維径の巻取りローラへの比の二乗により特性を決定できる。低レベルの弾性と十分に強い外部加熱に対して,Wylie等[Thermal instability in drawing viscous threads.J.Fluid Mech.570(2007)1~16]が研究したNewton事例に類似の同一引張比と一貫した3つの引張比があり得る。より高いレベルの弾性に対して,このプロセスは引張比に平坦部があり,そこでは引張比が引張力によりほとんど変化せず,熱と弾性の効果間の競合の反映を示す。Newton事例のように,外部加熱は等温システム内には無かった熱不安定性と呼ぶ新不安定性を加える。線形安定性解析で,外部加熱は低レベルの弾性に対して安定性を改善するが,高レベルの弾性に対しては安定性を悪くすることがあり,これも熱と弾性間の影響の相互作用の結果であることを明らかにした。非線形シミュレーションで,線形安定性解析の予測を非線形領域でも実施し,不安定システムはリミットサイクル挙動を表すことを示した。本研究の結果は,外部加熱が粘弾性繊維の溶融紡糸の安定化の可能な機構であることを例証した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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半合成・合成繊維 
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