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J-GLOBAL ID：201002254677945090   整理番号：10A0714258

Heusler合金Mn₂CuAlリボンの相安定性および磁気的性質

Phase stability and magnetic properties of the Heusler alloy Mn₂CuAl ribbons

著者 (7件)： FENG Z. Q. (Hebei Univ. Technol., Tianjin, CHN) ,  LUO H. Z. (Hebei Univ. Technol., Tianjin, CHN) ,  WANG Y. X. (Hebei Univ. Technol., Tianjin, CHN) ,  LI Y. X. (Hebei Univ. Technol., Tianjin, CHN) ,  ZHU W. (Inst. of Physics, Chinese Acad. of Sci., Beijing, CHN) ,  WU G. H. (Inst. of Physics, Chinese Acad. of Sci., Beijing, CHN) ,  MENG F. B. (Hebei Univ. Technol., Tianjin, CHN)
資料名： Physica Status Solidi. A. Applications and Materials Science  (Physica Status Solidi. A. Applications and Materials Science)
巻： 207  号： 6  ページ： 1481-1484  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： D0774A  ISSN： 1862-6300  CODEN： PSSABA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Mn₂CuAlインゴットをアーク融解により作製してアニールしたあと,溶融紡糸法によりリボンを得た。試料は,X線回折,振動試料磁力計およびSQUID磁力計で評価した。結果によれば,リボンは秩序だったBCC構造で,5Kにおいて飽和モーメント1.44μ_B/fuを有するフェリ磁性体であった。磁化は主として反平行に整列したMnスピンモーメントに由来するものであった。磁化-温度曲線において630Kで補償点を観測した。Curie温度は690Kであり,3d原子の間の交換相互作用が強いことを示唆した。740Kを超えると,リボンは完全に分解し,正方晶相とCu₉Al₄相の混合物となった。分解のあと,5Kでの磁気モーメントは明らかに減少した。

シソーラス用語： *マンガン合金 ,  *銅含有合金 ,  *アルミニウム含有合金 ,  ホイスラー合金 ,  *リボン結晶 ,  *相安定性 ,  溶融紡糸 ,  アーク融解 ,  焼なまし ,  X線回折 ,  磁力計 ,  SQUID ,  BCC金属 ,  *フェリ磁性体 ,  *磁化特性 ,  Curie温度 ,  磁気モーメント ,  交換相互作用
準シソーラス用語： 振動試料磁力計

分類 (2件)： 金属の磁区及び磁化過程  (BM06112D) ,  磁性材料  (NA04040H)

タイトルに関連する用語 (4件)： Heusler合金 ,  リボン ,  相安定性 ,  磁気的性質