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J-GLOBAL ID:201002254689467835   整理番号:10A1608275

ヒトの血漿と尿中のアセチルコリン,コリン,ベタイン,及びジメチルグリシンの安定同位体希釈超高速液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析を利用する定量

Quantification of acetylcholine, choline, betaine, and dimethylglycine in human plasma and urine using stable-isotope dilution ultra performance liquid chromatography-tandem mass spectrometry
著者 (4件):
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巻: 878  号: 32  ページ: 3338-3344  発行年: 2010年12月15日 
JST資料番号: W0571A  ISSN: 1570-0232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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コリン代謝の障害は,病状に関係する。アセチルコリン(ACh),コリン,ベタイン,及びジメチルグリシン(DMG)の同時定量のための安定同位体希釈超高速液体クロマトグラフィー-質量分析(UHPLC-MS/MS)法を開発した。血漿,尿,及び他の生体液中のこれらの試料の濃度の測定にアセトニトリルによる蛋白沈殿の後に本法を利用した。検出限界は,0.35nmol/L(尿中のACh)と0.34μmol/L(尿中のベタイン)であった。ACh濃度は血漿中では検出されなかった。試験内,及び試験間の変動係数(CVs)は,脳脊髄液中のDMGに対するCV=12.44%を除き,生体液中で<10.0%であった。尿試料中の平均回収率は99.2-103.9%であった。コリン,ベタイン,及びDMGの尿の排泄量は低く,女性のコリンの約50.0%であり,男性よりも高い排泄量である。男性と女性のAChの平均尿排泄量は,それぞれ3.44と3.93μmol/Lクレアチニンであった(p=0.689)。血漿中のベタインの濃度は,女性の尿のベタイン(r=0.495,p=0.0027),及びコリン(r=0.502,p=0.0024)の排泄量と有意に相関関係があった。血漿中のコリンの濃度は,男性(r=0.419,p=0.0041)と女性(r=0.621,p=0.003)のAChの尿の排泄量と有意に相関関係があった。ACh,コリン,ベタイン,及びDMGの同時定量のために新規の本法は,高感度で,精密で,迅速であり,メチル化の経路関係の臨床研究に十分であった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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有機化合物の各種分析  ,  尿 
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