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J-GLOBAL ID：201002254708735927   整理番号：10A0635790

トランス脂肪酸の摂取は非アルコール性脂肪肝炎を引き起こし,脂肪組織の脂肪含量を減少させる

Intake of trans Fatty Acids Causes Nonalcoholic Steatohepatitis and Reduces Adipose Tissue Fat Content

著者 (11件)： MACHADO Roberta M. (Univ. Sao Paulo, Sao Paulo, BRA) ,  STEFANO Jose T. (Univ. Sao Paulo, Sao Paulo, BRA) ,  OLIVEIRA Claudia P. M. S. (Univ. Sao Paulo, Sao Paulo, BRA) ,  MELLO Evandro S. (Univ. Sao Paulo, Sao Paulo, BRA) ,  FERREIRA Fabiana D. (Univ. Sao Paulo, Sao Paulo, BRA) ,  NUNES Valeria S. (Univ. Sao Paulo, Sao Paulo, BRA) ,  DE LIMA Vicencia M. R. (Univ. Sao Paulo, Sao Paulo, BRA) ,  QUINTAO Eder C. R. (Univ. Sao Paulo, Sao Paulo, BRA) ,  CATANOZI Sergio (Univ. Sao Paulo, Sao Paulo, BRA) ,  NAKANDAKARE Edna R. (Univ. Sao Paulo, Sao Paulo, BRA) ,  LOTTENBERG Ana Maria P. (Univ. Sao Paulo, Sao Paulo, BRA)
資料名： Journal of Nutrition  (Journal of Nutrition)
巻： 140  号： 6  ページ： 1127-1132  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： E0050A  ISSN： 0022-3166  CODEN： JONUA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高脂肪食と運動量の少ない生活習慣が西洋諸国の肥満を増加させている。非アルコール性脂肪肝(NAFLD)も最近増加率が高く,非アルコール性脂肪肝炎(NASH)に重症化する人も多いが,原因がよくわかっていない。今回ヒトの血しょうリポ蛋白質組成と似た組成を示すLDL受容体ノックアウト離乳雄マウスを用いて,食餌エネルギーの40%を3種類の脂肪酸[トランス脂肪(TRANS),高度不飽和脂肪酸(PUFA)または飽和脂肪酸(SFA)]のいずれかにした食餌を16週間投与し,体脂肪,肝脂肪,肝組織,脂肪酸代謝酵素mRNA発現などへの影響を比較した。摂食量は3群で差がなかったが,TRANS群の体重増加量と体脂肪量は他群より少なく,血しょうおよび肝臓のコレステロールおよびトリグリセリド濃度は他群より高く,インスリン抵抗性指標(HOMA_IR)も高かった。

シソーラス用語： *不飽和脂肪酸 ,  *肝炎 ,  脂肪組織 ,  LDL受容体 ,  ノックアウトマウス ,  離乳 ,  雄性 ,  ポリエン ,  脂肪酸 ,  食餌効果 ,  脂質代謝 ,  トリグリセリド ,  高脂肪食 ,  PPARα ,  PPARγ ,  タンパク質 ,  カルニチン O-パルミトイルトランスフェラーゼ ,  転写因子 ,  遺伝子発現 ,  mRNA ,  ステロール ,  脂環式アルコール ,  インスリン抵抗性
準シソーラス用語： インシュリン抵抗性 ,  MTP ,  SREBP1c ,  カルニチンパルミトイルトランスフェラーゼI ,  *トランス脂肪酸 ,  高度不飽和脂肪酸 ,  *非アルコール性脂肪肝炎 ,  飽和脂肪酸

分類 (2件)： 脂質の代謝と栄養  (EJ02034Q) ,  消化器の基礎医学  (GH01020E)

物質索引 (1件)： コレステロール

タイトルに関連する用語 (4件)： トランス脂肪酸 ,  非アルコール性脂肪肝炎 ,  脂肪組織 ,  脂肪含量