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J-GLOBAL ID:201002254709367506   整理番号:10A1073351

リポペプチドはSclerotinia sclerotiorumに対するPseudomonas sp.DF41の生物的防除のために重要である

Lipopeptides are essential for Pseudomonas sp. DF41 biocontrol of Sclerotinia sclerotiorum
著者 (4件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 211-218  発行年: 2010年12月 
JST資料番号: W0345A  ISSN: 1049-9644  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Pseudomonas sp.DF41はSclerotinia sclerotiorum媒介性のカノーラ茎腐病を防除できる生物的防除剤である。トランスポゾン変異を用いて,抗菌活性が低減した2つの突然変異体を同定した。1つの突然変異体はgacSの挿入体を有し,GacS/GacA調節システムの部分を形成した。他の突然変異体はリポペプチド(LP)合成に関与する遺伝子を含み,LP類は生物的防除に不可欠であることを示した。DF41菌株とgacS(DF41-469)突然変異体およびlp(DF469-1278)突然変異体について,それらの細胞外液の代謝産物,抗菌(AF)特性およびバイオフィルム形成能力の観点から特性付けした。DF41は,シアン化水素,プロテアーゼ,アルギン酸塩,LP分子などの生物的防除に貢献する数多くの化合物を産生することがわかった。これら全ての産物はGac防除下で見出された。さらに,DF41は自己誘導物質を産生し,本細菌はその生活様式の部分としてクオラムセンシング機構を有していることが示された。温室において,gacS突然変異体およびlp突然変異体は,S.sclerotiorumで起こされる病害からカノーラを保護することができなかった。両変異体とも,カノーラの葉で生存することができた。従って,生物的防除活性の消失はAF化合物の生産能力を低下させたことによると考えられた。これらの結果から,Pseudomonas菌DF41によるSclerotinia茎腐病の抑制はLP産生と機能的Gacシステムに因ることが明らかとなった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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生物的防除  ,  菌類による植物病害 
タイトルに関連する用語 (4件):
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