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J-GLOBAL ID：201002254713922875   整理番号：10A0490221

メタノール液滴の過渡的燃焼中の気相エントロピー生成

Gas-phase entropy generation during transient methanol droplet combustion

著者 (3件)： POPE Daniel N. (Univ. of Minnesota Duluth, Dep. of Mechanical and Industrial Engineering, 105 VKH, 1305 Ordean Court, Duluth, MN ...) ,  RAGHAVAN Vasudevan (Indian Inst. of Technol. Madras, Chennai 600036, IND) ,  GOGOS George (Univ. of Nebraska-Lincoln, Dep. of Mechanical Engineering, N104 Walter Scott Engineering Center, Lincoln, NE ...)
資料名： International Journal of Thermal Sciences  (International Journal of Thermal Sciences)
巻： 49  号： 7  ページ： 1288-1302  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： B0246B  ISSN： 1290-0729  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： フランス (FRA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 数値的モデルを用いて,定圧,無重力,大気環境中でのメタノール液滴の過渡的燃焼中の気相エントロピー生成を調べた。多成分反応流れ内のエントロピー生成についての包括的数式を導いた。低環境温度(300K)でほとんど静止状態の雰囲気中でのメタノール液滴の静止燃焼を研究してエントロピー生成に対する表面張力の影響を検討した。結果は,液滴寿命を通じての平均エントロピー生成速度は,表面張力を無視した場合の方が大きいことを示した。典型的なスプレー燃焼に見られるような高温環境(1200K)で動いているメタノール液滴の燃焼中のエントロピー生成も示した。検討した初期Reynolds数の範囲(1~100)では,初期Reynolds数が増大すると,化学反応によるエントロピー生成は増大し,伝熱と物質移動によるエントロピー生成は減少した。総エントロピー生成に対する燃焼における伝熱及び化学反応の寄与は,物質移動の寄与より大きい。伝熱と物質移動の結び付きによるエントロピー生成は無視できる。動いている液滴では,初期Reynolds数が約55で寿命を通じての平均エントロピー生成速度が最低となった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *エントロピー生成 ,  *液滴燃焼 ,  環境 ,  液滴 ,  *脂肪族アルコール ,  過渡現象 ,  数学モデル ,  Reynolds数 ,  伝熱 ,  物質移動 ,  化学反応
準シソーラス用語： 大気環境 ,  数値モデル

分類 (1件)： 燃焼一般  (XE04010W)

物質索引 (1件)： メタノール

タイトルに関連する用語 (5件)： メタノール ,  液滴 ,  燃焼 ,  気相 ,  エントロピー生成