文献

J-GLOBAL ID：201002254723326480   整理番号：10A0100564

2010年エネルギー・化学工業を展望する 化学工業 合成繊維

著者 (1件)： 杉原克 (日本化学繊維協)
資料名： JETI  (JETI)
巻： 58  号： 1  ページ： 76-78  発行年： 2010年01月18日 
JST資料番号： F0013B  ISSN： 0289-4343  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 世界同時不況による世界的な需要減,国内の非衣料用繊維の需要急減(自動車や高付加価値分野の需要の消滅),製品の低価格化など,合繊産業を取り巻く事業環境は非常に厳しい状況である。2009年の動向は,ポリエステルフィラメントの生産は前年比3割減と5年連続の生産減となった。ナイロンフィラメントは,自動車用が大きく減少した。ポリエステル短繊維も不織布用の減少で前年比25%減となった。アクリル短繊維は輸出の2桁減が続き,設備削減もあり,前年比3割減であった。2010年は欧米市場や日本の個人消費がどこまで回復するかがポイントとなる。合繊産業は新たなビジネスモデルの構築に迫られている。

シソーラス用語： *合成繊維 ,  ポリエステル繊維 ,  ナイロン繊維 ,  アクリル繊維 ,  フィラメント ,  ステープルファイバ ,  *需要動向 ,  生産量 ,  経営戦略 ,  企業環境 ,  不況 ,  改変
準シソーラス用語： 市場動向 ,  低価格化

分類 (2件)： 繊維工業一般  (YM01010A) ,  半合成・合成繊維  (YM03030K)

タイトルに関連する用語 (4件)： エネルギー ,  化学工業 ,  展望 ,  合成繊維