抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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環境配慮型不動産(グリーンビルディング,サスティナブル建築)の定義を示した後,近年におけるその必要性の高まりを指摘した。その上で,環境配慮型不動産を総合的に評価するシステムのうち,特に日本で開発された「CASBEE」(Comprehensive Assessment System for Built Environment Efficiency)に注目し,その評価方法(建築物の環境性能を「BEE」(Building Environmental Efficiency)と呼ばれる環境効率に関する指標で評価すること等)や,利用分野(建築物の自主評価ツールとしての活用,建築行政における利用,不動産評価における指標の1つとしての活用)について説明した。また,アメリカで開発された評価システム「LEED」(Leadership in Energy & Environmental Design)にも触れ,その評価方法を解説した。今後,こうした評価システムの重要性が増すと考えられ,国際的な標準化が求められるとした。