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J-GLOBAL ID：201002254770278885   整理番号：10A0142206

流出油汚染海岸砂の分離への浮上法の利用

Using Flotation to Separate Oil Spill Contaminated Beach Sands

著者 (4件)： WANG Jing (Nanjing Univ., Nanjing, CHN) ,  YIN Jun (Nanjing Univ., Nanjing, CHN) ,  GE Lei (Nanjing Univ., Nanjing, CHN) ,  ZHENG Jianzhong (Nanjing Univ., Nanjing, CHN)
資料名： Journal of Environmental Engineering  (Journal of Environmental Engineering)
巻： 136  号： 1  ページ： 147-151  発行年： 2010年01月 
JST資料番号： D0422A  ISSN： 0733-9372  CODEN： JOEEDU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 沿岸油汚染対策の一助として,原油を石英主体の海砂と混合して調製した砂-油混合物の分離に人工海水を用いて室内浮上分離実験を行なった。3つの代表的な油(軽質,蝋質,重質粘性)に対する分離効率に影響する主要因を室内浮上試験,渦流実験,及び油粘度測定で調べた。その結果,海水中での浮上法は試験した(物理化学的特性に大きな対照性をもつ)砂-油混合物を効果的に分離できることが分った:即ち,1)砂-油混合物の風化(aging)は分離効率を低下させる,2)原油の粘性と砂表面への付着が分離効率に大きく影響する,3)少量の界面活性剤の添加は分離効率をかなり改善する可能性がある,4)重質で高粘性の油に対しては,溶解と粘性低下のため炭化水素の添加が必要であった。

シソーラス用語： 流出油 ,  海岸 ,  *砂 ,  *原油 ,  *混合物 ,  海水 ,  *浮上法 ,  *分離

分類 (2件)： 海洋汚濁  (SB02040B) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

タイトルに関連する用語 (5件)： 流出 ,  油汚染 ,  海岸 ,  砂 ,  浮上法