抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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米国連邦巡回区控訴裁判所(CAFC)が2008年に米国意匠権の権利行使について画期的な判断を下した「Egyptian Goddess事件」の要点を解説した。本事件においては,CAFCが,1)意匠権侵害の有無を判断するテストとして,「新規な点のテスト」を採用せず,「通常の観察者によるテスト」のみを採用したこと,2)上記に関しては,従来意匠を知る通常の観察者によるテストを適用したこと,3)「意匠についてはクレーム解釈を文章表現で行わないことが通常の審理手法として望ましい」と判断したことなどを説明した。また,本事件がその後の米国意匠実務に大きな影響を及ぼしていることを,最近の判例2件について解説した。