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J-GLOBAL ID：201002254806726057   整理番号：10A0766448

葉緑体FtsZ1およびFtsZ2のGTP-依存ヘテロポリマー形成と束化

GTP-dependent Heteropolymer Formation and Bundling of Chloroplast FtsZ1 and FtsZ2

著者 (3件)： OLSON Bradley J.S.C. (Michigan State Univ., Michigan) ,  WANG Qiang (Michigan State Univ., Michigan) ,  OSTERYOUNG Katherine W. (Michigan State Univ., Michigan)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 285  号： 27  ページ： 20634-20643  発行年： 2010年07月02日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： シロイヌナズナ葉緑体中の分裂に関与する2種の環-形成性細胞骨格蛋白質(チューブリン-様GTPアーゼ),FtsZ1とFtsZ2,の生化学的関係の解明を目的にして,遺伝子組換えFtsZ1とFtsZ2の個々の,および両者の組合せのin vitro挙動を調べた。細菌では1種のみ存在する対応蛋白質FtsZと同様に,FtsZ1とFtsZ2はともにGTPに結合して加水分解し,また個々にGTP-依存集合して薄プロトフィラメント(pF)を形成するが,生成するpFはカルシウムの存在下でのみ安定であることが分かった。これに対してFtsZ1とFtsZ2を混合するとpF形成が促進され,カルシウム不在下で広範なpF束形成が起こった。GTPアーゼ活性を欠く部位特異的変異誘発を用いた実験から,FtsZ1とFtsZ2はヘテロポリマーを形成することが分かった。植物における二つのFtsZファミリーの共進化について検討した。

シソーラス用語： Arabidopsis thaliana ,  *葉緑体 ,  細菌タンパク質 ,  細胞分裂 ,  *微小管関連タンパク質 ,  *GTPアーゼ ,  部位特異的変異誘発 ,  カルシウム ,  タンパク質複合体 ,  植物タンパク質 ,  チューブリン
準シソーラス用語： FtsZ蛋白質 ,  *FtsZ1 ,  *FtsZ2

分類 (1件)： 生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (3件)： 葉緑体 ,  GTP ,  束