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J-GLOBAL ID：201002254899968535   整理番号：10A0945336

DNAトポイソメラーゼIIβはRNAに依存してヘテロ核リボ核蛋白質U(hnRNP U)に結合することで制御

Regulation of DNA Topoisomerase IIβ through RNA-dependent Association with Heterogeneous Nuclear Ribonucleoprotein U (hnRNP U)

著者 (5件)： KAWANO Shinji (Okayama Univ., Okayama, JPN) ,  MIYAJI Mary (Okayama Univ., Okayama, JPN) ,  ICHIYASU Shoko (Okayama Univ., Okayama, JPN) ,  TSUTSUI Kimiko M. (Okayama Univ., Okayama, JPN) ,  TSUTSUI Ken (Okayama Univ., Okayama, JPN)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 285  号： 34  ページ： 26451-26460  発行年： 2010年08月20日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： DNAトポイソメラーゼIIβ(トポIIβ)による転写活性化で,標的遺伝子の選択に必要な因子を検討した。トポIIβと共沈する成分は,RNA結合蛋白質のPSFとNonO/p54nrb,hnRNP U/SAF-A/SP120だった。再構成実験によれば,トポIIβはSP120と共精製されたRNAの存在によりSP120と化学量論的な結合をした。この複合体形成に最も有効なRNAはポリAを有するものであり,SP120の結合部位はC末ドメイン187残基だった。SP120から単離されたRNAはトポIIβによるDNAの巻戻しを阻害したが,SP120に結合したトポIIβを阻害できず,プロセッシブとなって基質に結合したまま連続に反応が起こるようだった。生体内でのトポIIβの安定な発現にはSP120が必要だった。

シソーラス用語： *リボ核タンパク質 ,  *DNAトポイソメラーゼII ,  因子 ,  RNA結合タンパク質 ,  ポリアデニル化 ,  RNA【核酸】 ,  DNA【核酸】 ,  結合部位 ,  アミノ酸配列 ,  遺伝学実験技術 ,  HEK293細胞 ,  タンパク質複合体 ,  化学量論 ,  *DNAトポイソメラーゼIIβ ,  RNA干渉法
準シソーラス用語： *hnRNP U ,  NonO ,  p54nrb ,  PSF

分類 (2件)： 生物学的機能  (EB03040U) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (4件)： DNAトポイソメラーゼIIβ ,  RNA ,  ヘテロ核リボ核蛋白質U ,  hnRNP