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J-GLOBAL ID:201002254936836105   整理番号:10A0516496

Al-Si合金鋳物に施したアルミナ繊維強化無電解Ni-Pめっきのミクロ組織と密着に及ぼす熱処理の影響

Influence of heat treatment on microstructure and adhesion of Al2O3 fiber-reinforced electroless Ni-P coating on Al-Si casting alloy
著者 (3件):
資料名:
巻: 61  号:ページ: 668-673  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: D0448C  ISSN: 1044-5803  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Al-10Si-0.3Mg合金鋳物に施したアルミナ繊維強化Ni-P無電解めっき膜のミクロ組織と相組成と密着に及ぼす熱処理の影響を研究した。基板の前処理は次亜リン酸ニッケル,乳酸ニッケル,乳酸の浴でめっきした。脱イオン化した水で前処理したアルミナ繊維をめっき浴に浸した。得られたNi-P-アルミナ膜の厚さは約12μmであった。めっきした試料を400~550°C/1~8時間熱処理した。LM,SEM,EDS,XRDで相変態を調べた。膜の密着度を初期荷重8.80Nの引かき試験で推定した。その結果,高い温度(450°C以上)で焼鈍すると,基板とめっき膜の界面に硬い金属間化合物(Al3NiとAl3Ni2相)が形成することがわかった。しかし光学顕微鏡観察と引かき試験でわかったように,これらの相はめっきの密着度を下げた(最適な焼鈍条件400°C/1時間で処理しためっきと比べて)。引かき傷を調べてみると,繊維強化が膜をかなり剥れにくくすることがわかった。しかし金属間化合物のサブ層が生じることによって膜の部分的な剥離が450°C以上で焼鈍した試料で起こると思われる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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鋳造に関する各種技術  ,  無電解めっき  ,  繊維強化金属 

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