抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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高齢者の外出行動を快適にするための歩きやすい靴下の開発を目的として,パイルを編みこんだ試作靴下について検討した。パイル厚さ3mmと4mm,パイルの位置(つま先,踵,足底とその組合せ)の異なる試作靴下について,実用レベルでの着用アンケート評価を行う一方,立位姿勢における重心動揺への影響について検討した。着用,歩行によるアンケート評価,ならびに,重心動揺計による立位時重心動揺への影響について検討したが,パイル厚さにおいても,着用感においても,明確な効果が得られなかった。靴下が歩行動作と積極的に関われる機能をさらに検討し,その機能をデザインに盛り込む工夫が必要であると考える。