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J-GLOBAL ID：201002254990310739   整理番号：10A0829195

テルペノイドシンターゼによる触媒作用における三核金属クラスタ

Trinuclear metal clusters in catalysis by terpenoid synthases

著者 (2件)： AARON Julie A. (Univ. Pennsylvania, PA, USA) ,  CHRISTIANSON David W. (Univ. Pennsylvania, PA, USA)
資料名： Pure and Applied Chemistry  (Pure and Applied Chemistry)
巻： 82  号： 8  ページ： 1585-1597  発行年： 2010年08月 
JST資料番号： H0385A  ISSN： 0033-4545  CODEN： PACHAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： テルペノイドは動植物,微生物に広く分布し重要な生理的役割を担っている。テルペノイド合成酵素,テルペノイドシンターゼはクラスI,およびクラスIIの二つのカテゴリーに分類される。三核金属クラスタおよびイソプレノイドジホスファートあるいは無機ピロリン酸(PP_i)と錯体を形成したクラスIテルペノイドシンターゼについて結晶構造をレビューし,テルペノイド生合性における3金属イオン触媒の保存されてい構造的特徴を明らかにした。動植物,微生物におけるイソプレノイドカップリング酵素,環化酵素の全てにおいて保存されている構造的特徴としてMg²⁺₃-PP_iクラスタが結合し,基質との結合,生成物の放出に関与していることが分かった。テルペノイドシンターゼにおける三核金属クラスタの立体配座は生物種によらず共通していた。

シソーラス用語： *合成酵素 ,  *テルペノイド ,  触媒活性 ,  金属クラスタ ,  多核錯体 ,  マグネシウム錯体 ,  立体配座 ,  結晶構造 ,  カップリング反応 ,  環化反応

分類 (2件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  分子構造  (EB03020Y)

タイトルに関連する用語 (3件)： 触媒作用 ,  核 ,  金属クラスタ