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J-GLOBAL ID：201002255021208800   整理番号：10A1017277

凝集 シリカ強化ゴムコンパウンドにおける凝集

Flockulation in kieselsaeure-verstaerkten Kautschukmischungen

著者 (3件)： MIHARA S. ,  DATTA R.N. ,  NOORDERMEER J.W.M.
資料名： Gummi Fasern Kunststoffe  (Gummi Fasern Kunststoffe)
巻： 63  号： 9  ページ： 564-572  発行年： 2010年09月 
JST資料番号： C0087A  ISSN： 0176-1625  CODEN： GFKUED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： ドイツ語 (DE)

抄録/ポイント： 横浜ゴム及びオランダTwente大学は,低ひずみでの貯蔵弾性率の変化,いわゆるPayne効果を動的機械試験装置ゴムプロセスアナライザRPA2000(Alpha Technologies社)により測定してシリカの凝集を調べた。Arrhenius式により,動力学パラメータとしてシリカ凝集の速度定数と活性化エネルギーを算出した。凝集の活性化エネルギー値により,シリカの凝集はもっぱら物理現象とみなせる。さらに結合ゴム量を測定して,カップリング剤に還元すべきシリカとゴム高分子間の界面相互作用も評価した。シリカの凝集速度は,シリカ表面の界面相互作用の増加とともに減少した。このことから凝集速度の減少はカップリング剤の遮蔽効果によるものと考えられる。シリカとゴムの異なる極性による引力がシリカ凝集の決定因子であろうとも考察した。なお本報は米国化学会ゴム部門の了解を得て公表した。

シソーラス用語： 効果 ,  動弾性係数 ,  依存性 ,  活性化エネルギー ,  Arrheniusの式 ,  *凝集 ,  動的機械分析 ,  調合品 ,  *強化ゴム ,  SBR【ゴム】 ,  ブタジエンゴム ,  シランカップリング剤 ,  相互作用 ,  *二酸化ケイ素
準シソーラス用語： *シリカ ,  Payne効果 ,  歪依存性 ,  界面相互作用

分類 (2件)： 充填剤,補強材  (YH05030J) ,  機械的性質  (YH02022L)

物質索引 (1件)： Si-69

タイトルに関連する用語 (4件)： 凝集 ,  シリカ ,  強化ゴム ,  コンパウンド