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J-GLOBAL ID:201002255034450308   整理番号:10A1050539

Pdに基づく膜中のCOによる阻害と分極:新規透過縮減係数

Inhibition by CO and Polarization in Pd-Based Membranes: A Novel Permeation Reduction Coefficient
著者 (5件):
資料名:
巻: 114  号: 38  ページ: 12264-12276  発行年: 2010年09月30日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Pdに基づく膜を通した水素透過におけるCOによる阻害と濃度分極の両者の存在を説明するため,新規透過縮減係数(PRC)を定義して用いた。Pdに基づく水素透過膜において,COが膜に及ぼす影響に関してPd膜を通して透過する水素容量をCOが阻害することは公知である。ここでは,これまでPRCでは分離してモデル化していたCOによる阻害と濃度分極を同時に考慮した。ここでのPRCの有用性は単純であるが同時阻害と分極の組合せ効果を受ける膜の挙動を記述する可能性からなる。このアプローチに従って,PRC関数によって「清浄」固有膜Sievertsパーミアンス(単純な純水素透過試験によって測定した)を乗算することによって,阻害と分極現象に依存するので未知であった有効パーミアンスを直接評価できる。すなわち,有効パーミアンス=(1-PRC)×(清浄Sievertsパーミアンス)である。幾つかの透過素過程を説明する複雑モデルによってPRCの値を評価した。そこでは,COの阻害効果と同様に濃度分極も考慮した。幾つかの「性能地図」の面で膜挙動を評価した。性能地図では,幾つかの操作条件(水素モル分率,CO分圧及び上流側全圧)の関数としてPRCと他の二種類の係数(濃度分極係数と阻害係数)を報告している。それゆえ,これらの地図は複雑な輸送と速度論的現象が膜性能に及ぼす状況で主要設計パラメータ(全パーミアンス)を直接推定する有用ツールを提供する。その結果,膜性能を十分良く推定し,分離装置を良く設計することを可能にする。
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