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J-GLOBAL ID:201002255042782000   整理番号:10A0965336

Clostridium thermocellumセロビオヒドロラーゼA由来セルロソームCBM4のユニークな結合モード

The Unique Binding Mode of Cellulosomal CBM4 from Clostridium thermocellum Cellobiohydrolase A
著者 (8件):
資料名:
巻: 402  号:ページ: 374-387  発行年: 2010年09月17日 
JST資料番号: D0124B  ISSN: 0022-2836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Clostridium thermocellumのセルロソームセルラーゼセロビオヒドロラーゼA(CbhA)由来の炭水化物結合モジュール(CBM)4Ig融合ドメインとセロビオースの複合体の結晶構造を2.11Å解像度で測定した。これは今迄に報告された最初のセルロソームCBM4結晶構造である。この結晶構造は以前に測定した非セルロソームの可溶性オリゴ糖結合CBM4の構造に類似していたがこの新しい構造にはループの中間にトリプトファン残基(Trp118)がある結合部位ペプチドループがあった。配列アラインメントより,この構造はセルロソームクロストリジウムCBM4モジュール全てに共通の特徴であると推察した。C.thermocellum CbhA CBM4は5個以上の糖単位を含むセロデキストリンと最適結合が可能な伸長した結合ポケットがあることを示した。分子動力学シミュレーション及びTrp118Ala変異体による実験的結合研究でTrp118はモジュールの可溶性セロデキストリンへの配向と結合に寄与することを示唆した。結合溝芳香族残基Trp68とTyr110は細菌微結晶セルロース(BMCC),非結晶セルロース及び可溶性オリゴデキストリンとの結合において重要な役割を果した。BMCCとの結合は結晶セルロースの平面との結合を支持しない結合ポケットの構造特徴と一致せず,CBM4はBMCCの非結晶部分又はセルロース「ウィスカ」と結合することを示唆した。クロストリジウムCBM4は可溶性セロデキストリンとの結合能に加えて結晶性セルロースの遊離鎖末端とも結合するように進化した可能性を示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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