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J-GLOBAL ID:201002255058371220   整理番号:10A0213469

メルリン/NF2は核においてE3ユビキチンリガーゼCRL4DCAF1を阻害することで腫瘍形成を抑制する

Merlin/NF2 Suppresses Tumorigenesis by Inhibiting the E3 Ubiquitin Ligase CRL4DCAF1 in the Nucleus
著者 (15件):
資料名:
巻: 140  号:ページ: 477-490  発行年: 2010年02月19日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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最近のモデルでは,腫瘍抑制因子NF2によってコード化されるFERMドメイン蛋白質メルリンが細胞膜において,または細胞膜付近で分裂促進的シグナリングを抑制することが暗示される。著者らは,メルリンの閉鎖増殖抑制型が核内に蓄積し,E3ユビキチンリガーゼ CRL4DCAF1と結合し,その活性を抑制することを示す。DCAF1の欠乏では,メルリンの不活性化の分裂促進性効果は遮断される。対照的に,DCAF1のメルリン非感受性突然変異の強制発現は,メルリンの抗分裂促進効果を相殺する。メルリンの再発現とDCAF1サイレンシングは,遺伝子発現の類似した腫瘍抑制性プログラムを実行する。腫瘍由来突然変異により,メルリンのCRL4DCAF1との相互作用能あるいはCRL4DCAF1の抑制能は例外なく乱される。最後に,DCAF1の欠乏は,NF2患者由来の神経鞘腫細胞の過剰増殖を阻害し,メルリン欠損腫瘍細胞株の発癌性を抑制する。著者らは,メルリンは核に移動してCRL4DCAF1を阻害することで腫瘍形成を抑制することを提唱する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  生物学的機能 
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