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J-GLOBAL ID：201002255072299621   整理番号：10A0232439

パラジウム(II)三角形分子を構築単位とする微細多孔質分子物質の構築 構造と触媒性能

A palladium(II) triangle as building blocks of microporous molecular materials: structures and catalytic performance

著者 (5件)： LIU Yang (Dalian Univ. Technol., Dalian, CHN) ,  ZHANG Rong (Dalian Univ. Technol., Dalian, CHN) ,  HE Cheng (Dalian Univ. Technol., Dalian, CHN) ,  DANG Dongbin (Dalian Univ. Technol., Dalian, CHN) ,  DUAN Chunying (Dalian Univ. Technol., Dalian, CHN)
資料名： Chemical Communications  (Chemical Communications)
巻： 46  号： 5  ページ： 746-748  発行年： 2010年02月07日 
JST資料番号： D0376B  ISSN： 1359-7345  CODEN： CHCOFS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 有機-無機混成多孔質骨格構造体の構築を目的とし,サイズ選択不均一触媒としてのPd(II)-アミド系超分子錯体について,合成と分子構造及び結晶構造的な特性化,触媒活性の測定などにより検討した。3,3′,5,5′-テトラ[N-(ピリジン-4-イル)メチルアミドカルボニル]ジフェニルメタン(L_2(NN))は,溶液内反応で平面四配位Pd(II)中心へのピリジン窒素の配位による三核錯体,[Pd₃(L_2(NN))₃](NO₃)₆(空間群:P4₃m),を生成し,金属中心間をL_2(NN)配位子が三角環状に架橋連結した三角形構築単位からなり,構築単位間のC-H...O水素結合で三次元網目構造を形成する。配位構造及び細孔構造的な特性化を行い,四面体型空隙(サイズ:2.2~2.3nm)内での触媒反応(例:Knoevenagel縮合反応)をサイズ選択的に行うことを明らかにした(アミド基がゲスト基質を捕捉)。

シソーラス用語： *パラジウム錯体 ,  *多孔質体 ,  *触媒活性 ,  *有機-無機ハイブリッド ,  選択性 ,  カルボニル化合物 ,  分子構造 ,  超分子構造 ,  結晶構造 ,  窒素複素環化合物 ,  多核錯体 ,  水素結合 ,  ネットワーク構造 ,  細孔構造 ,  触媒反応 ,  Knoevenagel縮合 ,  ゲストホスト効果 ,  形状制御
準シソーラス用語： Knoevenagel縮合反応 ,  アミド類 ,  サイズ制御 ,  ピリジン誘導体 ,  形状選択性 ,  三核錯体 ,  配位構造 ,  網目構造

分類 (1件)： 白金族元素の錯体  (CE01100E)

物質索引 (1件)： 5,5′-メチレンビス[N,N′-ビス(4-ピリジルメチル)-1,3-ベンゼンジカルボアミド]

タイトルに関連する用語 (7件)： パラジウム ,  三角形 ,  分子 ,  構築 ,  多孔質 ,  物質 ,  触媒性能