抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ここでは,2009年が第6年回である「情報源」年間鉄道車両信頼性レビューを示した。本レビューは,National Fleet Reliability Improvement Programme(NFRIP)と照合した公式数値に基づく。5分遅延当たりマイル(MP5MD)に関する全ての本線用鉄道車両の信頼度に加え,各車両群の前年比成績も比較する。各カテゴリで,個々の車両群を信頼性の降順で示し,前年比成績が向上した車両群を緑色,5%未満の低下を黄色,ひどい低下を赤で色分けする。対象カテゴリは,Pacer(レールバス,142系,143系,144系),旧BR DMU,旧BR EMU,Inter-city列車(IC225,電気機関車牽引列車,ディーゼル機関車牽引列車,HST,390系),新型DMU,新型EMUである。各カテゴリの成績について論じた。Pacerや旧BR DMUの成績が良く,新型DMUは2008年と比べかなり成績が向上している。メーカ保守による車両群は信頼度が高いようである。新型EMUでは,c2cの357系がトップでMP5MD69521,前年比21.5%向上で2009年のゴールデンスパナ賞を獲得した。結論として最良のものはますます良くなり続けるが,最良実践は明らかに共有されていないといえる。