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J-GLOBAL ID：201002255167585796   整理番号：10A1098582

タブーサーチを用いた重み付きボロノイ領域の重み決定法とその応用

Determination of Weights of Generalized Voronoi Regions Using Tabu Search and Applications

著者 (4件)： 小野勉 (両備システムソリューションズ) ,  金川明弘 (岡山県大 情報工) ,  山内仁 (岡山県大 情報工) ,  宮崎茂次 (岡山大 大学院自然科学研究科)
資料名： 日本経営工学会論文誌  (Journal of JIMA. English Issues)
巻： 61  号： 4  ページ： 253-262  発行年： 2010年10月15日 
JST資料番号： F0241B  ISSN： 1342-2618  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地理情報学などでよく用いられるボロノイ領域とは,平面上に複数ある母点と呼ばれる点よりユークリッド距離での影響が及ぶ近傍領域を指す。このボロノイ領域を一般化したものに重み付きボロノイ領域がある。本論文では,ある仮定のもと,この重み付きボロノイ領域の重みを算出する手順と,その応用例について述べる。その仮定とは,平面上に母点以外の子点と呼ぶ点の存在を考え,各々の母点が支配する領域が,この子点を数量的に包含する比率を満たす必要がある場合である。本論文では,この比率を指定通りに実現する重みを得るため,現状の包含比率と指定された包含比率の距離を最小化する最適化問題として定式化した。解(重み)の探索にはタブーサーチを用いる点も提案の特徴の一つである。包含比率を指定できる重み付きボロノイ領域をVRPに応用した例を示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *Voronoi図 ,  Euclid空間 ,  *重みづけ ,  *タブー探索 ,  セグメンテーション ,  配送 ,  *巡回セールスマン問題 ,  制約条件
準シソーラス用語： Voronoi分割 ,  Euclid距離 ,  領域分割 ,  探索アルゴリズム

分類 (2件)： 人工知能  (JE08000Z) ,  ネットワーク法  (KA03040X)

引用文献 (17件)：

• ROGRES, C. A. Packing And Covering. 1964
• 岡部篤行. 最適配置の数理. 1992
• 辻本陽子. 重み付きボロノイ分割による写真コラージュ. 電子情報通信学会論文誌, A. 2006, J-89A, 2, 168-170
• 小柳文子. 重み付きボロノイによる電気自動車用充電設備の適正配置の検討. 電気学会論文誌, B. 1999, 119-B, 12, 1412-1418
• GLOVER, F. Tabu Search-Part I. ORSJ J. Comput. 1989, 1, 3, 190-206

タイトルに関連する用語 (2件)： タブーサーチ ,  応用