文献

J-GLOBAL ID：201002255195118303   整理番号：10A0392517

亜慢性曝露後のラット脳組織における3,3’,4,4’,5-ペンタクロロビフェニル(PCB126)誘発酸化ストレスに対する抗酸化酵素とグルタチオンの役割評価

Assessment of the roles of antioxidant enzymes and glutathione in 3,3′,4,4′,5-pentachlorobiphenyl (PCB 126)-induced oxidative stress in the brain tissues of rats after subchronic exposure

著者 (2件)： HASSOUN Ezdihar A. (Univ. Toledo, OH, USA) ,  PERIANDRI-STEINBERG SeAnna (Univ. Toledo, OH, USA)
資料名： Toxicological and Environmental Chemistry  (Toxicological and Environmental Chemistry)
巻： 92  号： 1/2  ページ： 301-313  発行年： 2010年01月 
JST資料番号： D0907A  ISSN： 0277-2248  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生体外異物への曝露による酸化ストレスに対する生体防御のためにSOD,CATなど抗酸化酵素やGSHが重要な役割を果すが,これらの機能に対するPCB曝露の影響について検討を行った。ラット脳組織に対する様々な投与量におけるPCB126の13週間曝露試験を行い,亜慢性曝露によって受ける脳組織における酵素活性度やGSHレベルの変化の追跡評価を行った。その結果,PCB投与によって用量依存的な酵素活性度の変化およびGSHレベルの抑圧を誘発することが判明した。脳組織に対するPCB126が与える酸化ストレスの増加と抗酸化酵素活性度の増加やGHS消失との間に関連性があるが,酸化損傷を完全に防御できるレベルではないことが示された。

シソーラス用語： *酸化ストレス ,  *生体防御 ,  酵素 ,  ポリ塩化ビフェニル ,  曝露試験 ,  酵素活性度 ,  脂肪族アミン ,  チオール ,  脂肪族カルボン酸 ,  トリペプチド ,  含硫アミノ酸
準シソーラス用語： 生体異物 ,  抗酸化酵素 ,  酸化損傷

分類 (2件)： 生体防御と免疫系一般  (ED01010F) ,  動物に対する影響  (EE05040R)

物質索引 (2件)： グルタチオン ,  PCB 126

タイトルに関連する用語 (9件)： 慢性曝露 ,  ラット ,  脳組織 ,  誘発 ,  酸化ストレス ,  抗酸化酵素 ,  グルタチオン ,  役割 ,  評価