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J-GLOBAL ID:201002255270506624   整理番号:10A0626489

リン脂質はアポリポ蛋白質C-IIアミロイド線維の核形成を促進するが,伸張を促進しない

Phospholipids Enhance Nucleation but Not Elongation of Apolipoprotein C-II Amyloid Fibrils
著者 (6件):
資料名:
巻: 399  号:ページ: 731-740  発行年: 2010年06月25日 
JST資料番号: D0124B  ISSN: 0022-2836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アミロイド線維及びそのオリゴマー中間体は,病気の進行に能動的役割を果たすと考えられているいくつかの加齢関連疾患において蓄積する。アミロイド線維形成の一般的特性は,初期の誘導期における線維集合体に対する核形成-伸張機構にある。ヒトアポリポ蛋白質(アポ)C-IIによる線維形成について調べた。アポC-IIは初期の核形成段階で脂質依存的にアミロイド線維を直ちに形成し,線維伸張,切断,結合が続いた。短鎖リン脂質ジヘキサノイルホスファチジルコリン(DHPC)によってアポC-II線維形成の活性化に関与する各動力学的ステップを調べるため蛍光法及びストップトフロー分析を使用した。サブミセルDHPCは四量体種の迅速形成を促進することにより線維形成を活性化し,単量体添加及び線維成長に先行してゆっくりとした異性化が続いた。アポC-II線維形成の濃度依存性の大局的観点から見て,DHPCは線維伸張,切断,結合速度による大きな影響がなく,オーバーオールの四量体化定数を7.5×10-13から1.2×10-6/μM3に増加させた。アポC-II単量体のフリープール及び架橋アポC-II二量体による線維形成に及ぼすDHPCの影響に関する研究で,DHPCは核形成には影響するが,伸張には影響しないことを実証した。研究の結果,アミロイド線維形成経路における個々のステップを選択的に標的とする小脂質化合物の能力を証明した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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生物学的機能  ,  神経の基礎医学 
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