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J-GLOBAL ID：201002255274220555   整理番号：10A0398343

ヒドロゲルによる蛋白質の生物活性に関する光制御

Photocontrol of Biological Activities of Protein by Means of a Hydrogel

著者 (3件)： MURAYAMA Shuhei (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  KATO Masaru (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  KATO Masaru (Univ. Tokyo, JPN)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 82  号： 6  ページ： 2186-2191  発行年： 2010年03月15日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者らが考案した”蛋白質活性化及び外部光によるかごからの放出”の概念について論述し,紫外線照射によって蛋白質の機能を制御する新規な光開裂性ヒドロゲルを開発した。光開裂の可能なヒドロゲルは生理学的な条件下で蛋白質のカプセル封じ及び放出を可能にした。蛋白質のカプセル封じした化学修飾は不要であった。このヒドロゲルを動脈硬化症バイオマーカー蛋白質である前駆蛋白質転換酵素サブチリシンのスクリーニングに利用した。照射時間及び配置の制御によってin vitroで種々の蛋白質の機能を直接制御することができた。生物及び生化学における基礎研究に革新的な本技法はバイオセンシング,触媒反応及びドラッグデリバリーなど実用及び臨床応用に有用であった。

シソーラス用語： *タンパク質 ,  *生物活性 ,  *光制御 ,  *ヒドロゲル ,  化学合成 ,  紫外線照射 ,  フラグメンテーション ,  カプセル封じ ,  放出 ,  ズブチリシン ,  スクリーニング ,  バイオセンサ ,  触媒反応 ,  ドラッグデリバリーシステム ,  反応機構 ,  酵素活性度 ,  カルボアミド ,  化学結合 ,  バイオマーカー
準シソーラス用語： バイオセンシング技術 ,  リンカ ,  光開裂

分類 (2件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  固-液界面  (CB12050B)

物質索引 (1件)： 4-[4-[1-(アクリロイルオキシ)エチル]-2-メトキシ-5-ニトロフェノキシ]酪酸

タイトルに関連する用語 (4件)： ヒドロゲル ,  蛋白質 ,  生物活性 ,  光制御