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J-GLOBAL ID:201002255292050403   整理番号:10A0004907

非触媒ドメインを持たないClostridium thermocellumキシラナーゼの発現と活性収率の増強

Enhanced expression and activity yields of Clostridium thermocellum xylanases without non-catalytic domains
著者 (6件):
資料名:
巻: 145  号:ページ: 38-42  発行年: 2010年01月01日 
JST資料番号: A0456C  ISSN: 0168-1656  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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嫌気好熱性細菌,Clostridium thermocellumの2つの主要キシラナーゼ成分,XynCとXynZをクローン化して,大腸菌に非触媒ドメイン有無で発現させた。XynCの2つの構成物,1つはセルロース結合ドメインと触媒ドメインを持つもの(pXynC-BC),もう1つは触媒ドメインしか持たないもの(pXynC-C)を生成した。XynZに関して生成した構築物は,ドックリンドメインを含むpXynZ-EDCと含まないpXynZ-Cであった。pXynC-BCまたはpXynZ-BDCで形質転換した大腸菌細胞,それぞれは全細胞蛋白質の30%と25%のキシラナーゼ発現を与えた。触媒ドメインだけを持つ構築物による大腸菌の形質転換は,それぞれのケースで~45%の発現量を与えた。XynCの比活性は,非触媒ドメイン有無にかかわらず同じであった。しかし,XynZでは,非触媒ドメインを持たない酵素の比活性は完全酵素の~5倍以上大きかった。全活性は,XynC-BCの1925UI-1OD-1600からXynC-Cの3050UI-1OD-1600へ増大した。しかし,XynZ-BDC(3665UI-1OD-1600)に対してXynZ-C(32900UI-1OD-1600)の全体的活性増加は,~9倍高かった。両酵素とも,非触媒ドメインの有無にかかわらず広pH範囲(pH4~9)で全く安定であった。XynZ-CはXynZ-BDCより熱安定性で,70°C,2時間のインキュベーションにおいて,XynZ-BDCの42%に比べて,70%の活性を保持した。しかし,XynC-BCは70°C,2時間のインキュベーションで70%の活性を保持したが,XynC-Cは同条件で全活性を失った。可溶性キシランを用いて測定した,Xyn-BCとXynC-CのKm値は33.3と15.4mgml-1であった。このように,XynCとXynZの触媒ドメインだけを発現することによるキシサナーゼ活性生成は,有意に増強された。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素一般  ,  微生物酵素の生産  ,  遺伝子操作 

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