抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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亜鉛に関する2008年1月から2009年11月までの価格・需給動向を報告した。亜鉛も他の金属と同様,世界経済危機の影響を受け2008年の年末に掛けて急激な価格下落を示し,2009年1月以降価格上昇基調にある。ここで不可解なことは,在庫量の変化は2008年初頭より単調な上昇を示しており,通常在庫量と価格は反比例する経済概念に反していることである。主要各国の消費量,生産量はこの期間においては中国を除いて大きな変動は無かった。中国では,2009年1月に全ての数字が大幅に下落した後,急速な回復を果たしている。中国での消費量は全世界の40%強であるため,他の主要国に大きな変動が無いにも拘わらず世界全体の消費量変動に影響を与えた。