文献
J-GLOBAL ID:201002255354961106   整理番号:10A1132211

エラストマー性ポリオレフィンのテレケリック合成のための二核開始剤

Binuclear Initiators for the Telechelic Synthesis of Elastomeric Polyolefins
著者 (4件):
資料名:
巻: 132  号: 39  ページ: 13869-13878  発行年: 2010年10月06日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ビス(ベンジル)断片を通して2つのニッケル中心を結合することにより,新規二核錯体,4,4′-ビス{[N-(2,6-ジイソプロピルフェニル)-2-(2,6-ジイソプロピルフェニルイミノ)プロパンアミダト-κ2-N,O-(トリメチルホスフィン)ニッケル(II)]メチル}-1,1′-ビフェニル(Ia)と4,4′-ビス{[N-(2,6-ジイソプロピルフェニル)-2-(2,6-ジイソプロピルフェニルイミノ)-4-メチルペンタミダト-κ2-N,O-(トリメチルホスフィン)ニッケル(II)]メチル}-1,1′-ビフェニル(Ib)を合成した。IaとIbをニッケルビス(1,5-シクロオクタジエン)(Ni(COD)2)で活性化する時,IaとIbは準リビング様式でエチレンを重合でき,構造的に関連した一核性触媒システムを用いて得られるポリエチレンと比較して分子量がおよそ2倍のポリエチレンを生成した。さらにそのうえ,Ib/Ni(COD)2を,エチレンと5-ノルボルネン-2-イル2-ブロモ-2-メチルプロパノアートから原子移動ラジカル重合(ATRP)開始剤を有する一連のプソイド-トリブロックポリエチレン(PE)マクロ開始剤共重合体を合成するのに利用した。またさらに,前記重合体合成に続いて,エチレン圧を100から500psiに増加する圧力-パルス技術を利用して,半結晶性ポリエチレンに豊んだ末端-ブロックをとりつけたプソイド-ペンタブロック共重合体も調製した。これらPEマクロ開始剤からATRPによりアクリル酸n-ブチルをグラフトさせ,エラストマー特性を持つ共重合体を合成した。単調な段階的-周期的応力-歪みテストを使った検証で,これら材料が破断時に大きな歪み(1600~2000%)を,及び大きな歪み(~80%)での優れた弾性回復を示すことが実証された。単核開始剤を使ってこのような望ましい特性を持つ材料を得ることはできなかったことから,テレケリック機構でポリマーを成長させることの利点がはっきりと立証された。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
重合触媒,重合開始剤  ,  コバルトとニッケルの錯体  ,  高分子固体の力学的性質 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る