{{ $t("message.ADVERTISEMENT") }}
{{ $t("message.AD_EXPIRE_DATE") }}2024年03月
文献
J-GLOBAL ID:201002255358918663   整理番号:10A0169880

北西太平洋上における太平洋高気圧下の大気境界層内の対流性循環の構造

Structure of Convective Circulation in the Atmospheric Boundary Layer over the Northwestern Pacific Ocean under a Subtropical High
著者 (9件):
資料名:
巻: 87  号:ページ: 979-996 (J-STAGE)  発行年: 2009年 
JST資料番号: G0095A  ISSN: 0026-1165  CODEN: JMSJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
南西諸島付近の北西太平洋上における亜熱帯高気圧下の大気境界層内の対流性循環の構造を明らかにするために,2002年8月に南西諸島の下地島において,ラジオゾンデとエアロゾンデを用いた観測を実施し,観測結果と数値実験を用いた解析を行った。ラジオゾンデ観測の結果から,観測期間中のほぼ全期間にわたって,サブクラウド層(積雲の雲底下の混合層)が高度0.7km以下に存在していた。そして,下地島西方海上におけるエアロゾンデ観測の結果から,サブクラウド層下部において温位と水蒸気混合比のアノマリ間の相関係数の絶対値が小さい(0.3以下となる)ことが多いことが観測された。高度0.1kmにおいて,この相関係数が正値となる割合は46%であり,暖湿気塊によるサーマルが顕著に観測されなかった。この様な対流性鉛直循環の構造を明らかにするために,水平解像度100mでの数値実験を実施した。その結果,サブクラウド層内のサーマルは湿潤な気塊により形成されていることが示された。これらのサーマルは熱に起因する浮力ではなく,水蒸気と乾燥空気の密度差に起因する浮力により駆動され,上昇気流域を形成していることが示唆された。このようなサブクラウド層とサーマルの構造は,海面水温と海面付近の気温の差が小さい環境において,海面からの顕熱フラックスの値が小さく,潜熱フラックスの値が大きい場合に発生する現象であると考えられる。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
プラネタリー境界層 
引用文献 (34件):

前のページに戻る