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J-GLOBAL ID：201002255397120024   整理番号：10A0965553

風に向かって吹く-風力エネルギーにおける地域の論争および関与プロセスに対するアクターネットワーク理論の予備的な適用

Blowing against the wind-An exploratory application of actor network theory to the analysis of local controversies and participation processes in wind energy

著者 (2件)： JOLIVET Eric (CRM-CNRS Centre for Res. in Management, Univ. of Toulouse I Capitole, 2, rue du Doyen Marty, 31 042 Toulouse Cedex ...) ,  HEISKANEN Eva (National Consumer Res. Centre and Helsinki School of Economics, P.O. Box, 00531 Helsinki, FIN)
資料名： Energy Policy  (Energy Policy)
巻： 38  号： 11  ページ： 6746-6754  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： H0246B  ISSN： 0301-4215  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文ではアクターネットワーク理論(ANT)を使って,風力発電の配備および関連する地域の論争を解析した。ANTは,技術の具体的な面,実施する地点,関与過程および彼らが包含されている社会関係を織り込んだ微細決定に注目して,プロジェクトの成功や失敗を条件付ける不測事態の微調整解析を行うための概念手段を提供するものである。論争を現実の枠組を作り他を巻き込む競合アクターネットワークの代替の努力として考えることにより,それが物質および人の挙動を1つの予測可能なシナリオに整列する限りにおいて,ANTは風力ファームプロジェクト計画の複雑で政治的な特性に光を当てる。アクターが期待に適合せず,競合する立場を取り,また彼ら自身のプロジェクトの解釈を展開し,従って計画者がその枠組を調整し計画を変更せざるを得ない場合に,オーバフローが発生する。この枠組を実証するため,これをフランス南部,Albi近傍の風力ファームプロジェクトのケースに適用した。筆者らの解析によって,世界的に流通している技術,地点の独特な特性,関与プロセスおよびこれらが組み合わさった時の社会的な動力学の間の相互作用といった形で,風力発電プロジェクトを検証する新しい手法を示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *風力発電 ,  プロジェクト ,  立地 ,  地域 ,  意見 ,  住民参加 ,  過程 ,  解析 ,  理論 ,  事例研究
準シソーラス用語： アクターネットワーク理論

分類 (1件)： 風力発電  (NB03120Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： 風 ,  風力エネルギー ,  地域 ,  プロセス ,  アクターネットワーク理論