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J-GLOBAL ID：201002255401535897   整理番号：10A1126890

肉盛溶接による熱影響部の材質変化を考慮した原子炉圧力容器の溶接残留応力評価

Weld Residual Stress Evaluation of Reactor Pressure Vessel Considering Material Property Changes of Heat-Affected Zone due to Weld-Overlay Cladding

著者 (5件)： 西川弘之 (日本原子力研究開発機構) ,  勝山仁哉 (日本原子力研究開発機構) ,  宇田川誠 (日本原子力研究開発機構) ,  中村光行 (日本原子力研究開発機構) ,  鬼沢邦雄 (日本原子力研究開発機構)
資料名： 日本機械学会論文集 A編  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series A)
巻： 76  号： 770  ページ： 1286-1294  発行年： 2010年10月25日 
JST資料番号： F0227B  ISSN： 0387-5008  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 原子炉圧力容器の肉盛溶接及び溶接後熱処理による溶接残留応力を評価するため,熱影響部の材質変化を考慮した熱弾塑性クリープ解析を行った。熱影響部の材質変化を考慮することで,解析で得られた応力分布は平板型試験体から実測された応力分布によく一致した。この解析手法を用いて,原子炉圧力容器形状を模擬したモデルに対して,肉盛溶接,溶接後熱処理,耐圧試験,通常運転及び加圧熱衝撃時における応力分布を算出し,肉盛溶接が圧力容器の応力分布に及ぼす影響を評価した。得られた応力分布を用いて,PTS時におけるき裂を想定した際の応力拡大係数について検討を行った。(著者抄録)

シソーラス用語： *肉盛 ,  熱影響 ,  *原子炉容器 ,  溶接 ,  *残留応力 ,  熱弾塑性 ,  クリープ ,  応力分布 ,  応力解析 ,  応力拡大係数 ,  加圧熱衝撃 ,  有限要素法

分類 (4件)： 原子炉容器  (MD04050A) ,  金属材料  (HC03020E) ,  金属材料  (HC04020L) ,  溶接部  (WC07100I)

引用文献 (15件)：

• 1) Japan Electric Association Nuclear Standards Committee of JEA. JEAC 4206-2007. (2007)
• 2) SIEGELE D. Proceedings of ASME Pressure Vessels and Piping Division Conference, 2007. (2007)
• 3) UDAGAWA M. Proceedings of Symposium on Welding Structure, 2006. Japan Welding Society. (2006) p.681-688.
• 4) UDAGAWA M. Proceedings of ASME Pressure Vessels and Piping Division Conference, 2007. (2007)
• 5) NISHIKAWA H. Quarterly Journal of the Japan Welding Society. (2009) vol.27, no.2, p.245s-250s.

タイトルに関連する用語 (6件)： 肉盛溶接 ,  熱影響部 ,  材質 ,  原子炉圧力容器 ,  溶接残留応力 ,  評価