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J-GLOBAL ID:201002255459684418   整理番号:10A0117870

分光偏光解析法を使った生物機能化表面のその場蛋白質吸着研究

In-situ protein adsorption study on biofunctionalized surfaces using spectroscopic ellipsometry
著者 (2件):
資料名:
巻: 518  号:ページ: 2186-2193  発行年: 2010年02月01日 
JST資料番号: B0899A  ISSN: 0040-6090  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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表面における生体分子の相互作用の評価に現在使用されている技術は,結合事象を記録および報告するために放射性標識,酵素又は蛍光タグを使用しなければならない。偏光解析法は固体基板上の生体分子相互作用を理解する強力なツールであることが証明されており,一般に,配位子や受容体の標識付けが必要でない。本報では,機能化シリコン表面上のヒト血清アルブミン(HSA)の吸着速度論をその場偏光解析法を使って評価した。その場偏光解析法を使って,機能化表面上のHSAの吸着層の厚みと吸脱着速度を評価した。本研究では,シリコン表面の蛋白質固定用のテンプレートとして機能する稠密な自己集合単分子層をアミノプロピルトリエトキシシラン(APTES)およびAPTESとメチルトリエトキシシラン1:10比率の混合シランを用いて作製した。このシラン誘導体化表面をさらにHSAを結合するためにリポートされた3種類の配位子/受容体,すなわち,直鎖ペプチド,ヒト血清アルブミンに対するポリクローナル抗体,小形合成配位子(2,4,6-トリス-ジメチルアミノメチルフェノール)を使って改質した。吸着したHSAの量は,時間の経過とともに,そしてHSA溶液の初期濃度の増加につれ増加することが観察により明らかになった。機能化表面上のHSAの吸着速度は簡単な蛋白質吸着モデルで近似された。良好なモデルあてはめが実験データに対して得られたことから,機能化シリコン表面上のHSAの吸着速度の解釈が可能になった。蛋白質の吸着と脱着に関係する速度定数に及ぼす種々のHSA結合配位子の効果を調べた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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蛋白質・ペプチド一般  ,  物理的手法を用いた吸着の研究  ,  偏光測定と偏光計 
物質索引 (3件):
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タイトルに関連する用語 (4件):
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