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J-GLOBAL ID:201002255479788821   整理番号:10A0483489

二相性再吸収性キャリアにおける腫瘍増殖因子-βの局所送達によるヒト間葉幹細胞の軟骨形成

Chondrogenesis of Human Mesenchymal Stem Cells by Local Transforming Growth Factor-Beta Delivery in a Biphasic Resorbable Carrier
著者 (6件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 453-464  発行年: 2010年02月 
JST資料番号: W1690B  ISSN: 1937-3341  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ゲルおよび固体足場から成る増殖因子で強化した二相性インプラントの,間葉幹細胞(MSC)の軟骨形成の亢進能については殆ど分かっていない。本研究では,二相性構築物に結合したI/III型コラーゲンおよびフィブリン糊(FG)の,MSCの軟骨形成および腫瘍増殖因子-β(TGF-β)を局所遊離に対する効果について検討した。ヒトMSCをFG,部分自己FG(PAF)あるいはTGF-β1で強化したFGと一緒にまいたコラーゲンキャリアを,軟骨形成性培地中でTGF-β1の存在下で培養した。FGおよびコラーゲンキャリアによりCOL2A1,AGCおよびCOL10A1のmRNAが上方制御され,II型コラーゲンが沈着し,プロテオグリカン含量が大幅に増加した。コラーゲンキャリアでは,FGキャリアおよびPAFキャリアよりもプロテオグリカンを多く含んでいたが,二相性PAFキャリアはFGキャリアよりも機能が劣っていた。FGキャリアをTGF-β1で強化すると良好な軟骨形成が起こった。以上より,二相性キャリアは持続的な形状安定性により高い生体機能性を示し,軟骨形成を改善してTGF-β1を長期に局所供給することが示された。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
骨格系  ,  発生と分化 

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