抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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宇宙基地の建設に使用される大型マニピュレータの関節部など,真空中で使用される歯車装置は数多くある。真空中では蒸発速度が大きい潤滑油の使用が困難であり,摩擦熱は空気などの媒体が無いため熱伝達が期待できず,歯面は高温になり,異常な摩擦や摩耗を促進する原因になる。また,歯面には酸化膜が形成されにくいため,摩耗粉が移着しやすく,異常なアブレシブ摩耗の一因になる。そこで,高真空型動力循環式歯車試験機を使用して得られたラジカル窒化処理を施したクロムモリブデン鋼の歯面に軟質,硬質,及び自己潤滑性被膜を施した歯車の性能限界や試験方法について解説した。