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J-GLOBAL ID:201002255515371266   整理番号:10A0627097

FADD-カルモジュリン相互作用:細胞周期調節における新規なプレイヤー

FADD-calmodulin interaction: A novel player in cell cycle regulation
著者 (6件):
資料名:
巻: 1803  号:ページ: 898-911  発行年: 2010年08月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ノックアウト及び変異トランスジェニックマウスの解析はin vitro研究同様に細胞寿命調節におけるFADDの複雑な役割を実証した。FADDは,死受容体誘導アポトーシス,細胞周期進行及び細胞増殖に関与している。FADD機能を調節している機構の研究においてλファージcDNAライブラリーのスクリーニングの結果,新規なFADDと相互作用する蛋白質としてカルモジュリン(CaM)を同定した。CaMは二次伝達物質カルシウムによるシグナルの重要なメディエーターであり,細胞周期進行及び細胞生存の必須調節因子である。ここではFADDのαヘリクス8-9及び10-11における2つのカルシウム依存性CaM結合部位の同定及び特性化に関して記述した。C末端セリン194のカゼインキナーゼIα(CKIα)によるヒトFADDのリン酸化がFADD依存性非アポプトーシス活性を調節することを示した。FADD及びCaMの両方はCKIαの基質であり,同調したHeLa細胞においてFADD,CaM及びCLIαは,細胞分裂中期及び細胞分裂後期における分裂紡錘体に共局在することを示した。更にJurkat細胞FADD-/-T細胞における相補性実験では以下のことがわかった:a)CaM結合部位でのFADD変異体を発現する細胞はタキソール誘導のG2/M細胞周期休止から保護された;b)Fas及びCaMはFADDへの結合に競合したにもかかわらず,FADD/CaM相互作用はFas受容体仲介のアポプトーシスには必要でなかった。FADD,CaM及びCKIαの相互作用は細胞寿命調節において重要な役割を果たすことを示唆した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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生物学的機能  ,  細胞分裂・増殖 
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